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OUR STORYストーリー

自慢できるエプロンをつくりたい
この思いは1995年から変わらず、
30万枚以上のエプロンを
つくり続けています

私たちがエプロンをつくりはじめたのは、
1995年1月の阪神・淡路大震災がきっかけでした。
当時は主に輸入製品の販売を行っていたのですが、
震災で輸入製品が詰まったコンテナが不運にも海に沈んでしまい、
事業内容を変更せざるを得なくなりました。
輸入製品には頼らず、日本国内で何かをつくることはできないか、
いっそ、私たちでつくれるモノはないか。

普段使うモノについて考えを巡らせたところ、
日々使っている「エプロン」が浮かびました。
当時のエプロンといえば、キャラクター柄やお花柄が主流で、
そういえば私たち、このエプロンを本当に使いたかったのかな。
渋々選んで着けているだけなのではないのかしら。
同じような気持ちの方々はきっと多いはず……。
と、それからというもの、
私たちは輸入製品の販売はすべてやめ、
エプロンについて、深く考える日々がはじまりました。
本当にほしいエプロンについてみんなで話し合い、
古いミシンを集め、近くに住む主婦たちの力もお借りし、
東京の工房でエプロンをつくりはじめました。

当時、エプロンはキッチン雑貨の一つとして扱われることが多く、
機能面を考慮したエプロンはほとんどありませんでした。
使いやすさ、そして着用する人たちのことにも、
想いを巡らせた私たちのエプロンは、
家庭向けのエプロンとしてだけではなく、
広く、業務用として活用してくださる方々からたくさんの反響を
頂戴しました。

日々身につけるエプロンには、
お客様たちの思い入れがとても深く、
「こんなデザインのエプロンが必要で」
「こんな素材でエプロンはつくれませんか?」
「お店のロゴはここに配置して、ポケットは大きめに」
といった無数のアイデアや思いを一つひとつ受け止め、
私たちもその思いに伴走する気持ちで、オーダーに対応させて
いただいてきました。

一緒にエプロンをつくり上げていく気持ちが伝わるからか、
「この部分がどうにもほつれやすくて」
「この部分が背中にしっくりこなくて」
といった、使い心地も屈託なく伝えていただけるので、
その反響をすぐに製品に反映させ、私たちのエプロンは
日々ブラッシュアップされてきました。

お客様との時間を過ごすなかで、経験を積み重ね、技術を磨き、
エプロンに関する豊かな知識をもとに、累計30万枚以上のエプロンを
製造するエプロンメーカーとしての自信と誇りをもって
エプロンをつくり続けています。

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末永くエプロンを
使い続けていただくことを
最優先したものづくり

一般的には安価なものほど、加工のしやすさを優先し、使い勝手は
二の次にされている製品が多いかと思いますが、
私たちは、エプロンを末永くご活用いただきたい思いで、
妥協しない製品づくりを心がけています。
例えば、私たちのエプロンの多くは、洗いをかけた生地を使っています。
洗い前の糊付けされたバリバリの生地は、
裁断や縫製などの加工はしやすいのですが、この状態の生地で
裁断や縫製をすると、エプロンを洗濯し使用する頃には、
形が崩れ、シワが付きやすくなってしまうのです。
とくに、麻は収縮率が10%もあるような素材ですので、
なんだか使い勝手が悪いなと、いつの間にか押入れの隅に
眠ってしまったモノたちも多いのではないでしょうか。
その点、私たちの製品は一度洗いをかけた生地を適切な技術を
用いて裁断し、縫製方法を工夫した上で、仕上げています。

1995年に私たちは近くに住む主婦たちの力をお借りし、
エプロンづくりをはじめました。現在も当時から働いてくれている
方々をはじめとして、家事や子育てと仕事を両立させつつ、女性が
活躍してくれている職場です。また、要所に適切な技術を取り入れ、
働きやすい環境を整える工夫もしています。

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私たちはお客様との信頼関係を大切に
日々エプロンをつくり続けています

エプロンの修理

先日、とあるお客様が、「6年前、妻の誕生日プレゼントに贈った
エプロンなのですが、毎日使う大切な一着ですからどうしても
修理していただきたくて」とリネンフルエプロンの修理を
ご依頼くださいました。
使い込まれたエプロンは毎日丁寧に使ってくださったことが
伝わってくる一着でした。腰紐のダメージ以外は、特にほつれや
やぶれもなく、私たちもそのエプロンを拝見して、このエプロンを
お届けできたことが嬉しく、エプロンをつくり続けてきたことが
誇らしいと感じる出来事でした。
私たちはエプロンを末永くお使いいただけるように、エプロンの
修理も承っております。

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